オウム真理教機関誌「マハーヤーナ 1987 No.5」に見る上祐と虹の関連

オウム真理教機関誌「マハーヤーナ 1987 No.5」の「巻末特集 今蘇った,救済者マイトレーヤ」という記事の中で上祐は、「オウムに入会して約一年。解脱にいたるまでの修行の日々を(中略)振り返って(p.110)」います。

神秘体験に関する部分を抜き出してみましょう。

86年9月にオウムで修行を始めた上祐は、87年1月のセミナーから20日後に「俗に言うクンダリニーの覚醒があって、身体が寒くなったり、頭頂が盛り上がる(肉げいができる)という現象が現れ(p.112)」たそうです。

5月中旬に上祐はスタッフとしてオウムで働き始めます。その後「頭頂からエネルギーがさーっと流れて」きたそうです。

そして、7月12日に独房修行を始め、21日と23日に麻原からエネルギー注入を受けた事が書かれています。(p.123)それから4日後の27日に「虹色の光の帯が見えた(p.124)」そうです。

独房修行中の神秘体験をまとめた部分にも虹の話が出てきます。
「クンダリニー・ヨーガのプロセスは、結構自分でもはっきり覚えています。最初、行法をやりはじめてから、クンダリニーの光がすごく強く昇るようになって、クンバカしているときに、その青白い光がぱーっと見えはじめて、五大エレメントの虹みたいな色が見えてきました。(p.124~125)」

「麻原からのエネルギー注入」「オウムでの神秘体験」と「虹」が強く関連している事がわかります。

ひかりの輪は虹を大事にしており、聖地巡り旅行では虹を探して空を見上げ、虹が見つかると大の大人が走ってそれを見に行く程です。

また、ひかりの輪の英語名は「The Circle of Rainbow Light」です。

ひかりの輪は本当に麻原・オウム信仰を脱却しているのでしょうか。